宅建試験の合否は「民法」で決まります。
民法は「解説書」で決まります。
解説書の優劣は「本試験レベルの内容かどうか」で決まります。
『手にとるようにわかる宅建民法 2025年版』は、過去36年間(平成1年~令和6年)の本試験問題の選択肢を1肢ずつじっくり検討して作成した、ほかに類のない「本試験レベルに最も近い内容の解説書」です。
①権利関係の出題数は14問で、その内訳は民法10問、借地借家法2問、不動産登記法1問、区分所有法1問です。②宅建業法の出題数は20問、③法令上の制限8問、④その他の分野8問で、全50問となっています。
『手にとるようにわかる宅建民法 2025年版』(以下、本テキスト)の優れた特色をご紹介します。
『本テキスト』の解説は、実際に出題された「本試験問題」に対応しています。「本試験問題を徹底的に調べる」ことで、宅建民法のレベル・範囲が明確になるからです。
『本テキスト』は、過去36年間に出題された本試験問題のうち、「3問以上」出題された問題を採り上げて、その1問1問、選択肢を1肢ずつ詳細に分析して、解説を作成しています。採り上げた問題数と選択肢は「全349問・1396肢」です。
『本テキスト』の解説は、「本試験問題」のレベル以上でも以下でもなく、「本試験問題」に照準を合わせていますので、「本試験レベルに最も近い解説書」といえます。
民法の出題数は10問です。しかし、10点満点をとる必要はありません。6問正解できれば十分に合格圏内です。
10問のうち、例年、やや難しい判決文問題が1問、新出問題が1問出題されますが、この2問は「正解できない」ことも多く、この場合には残り8問で6点をとらなければなりません。8問中6問というのは、正答率75%で、高いハードルです。「たかが6点、されど6点」なのです。まずは、基本事項を確実におさえるのが先決です。
(*なお、昨年度|令和6年は、16年間連続で出題されていた「判決文問題」と、36年間出題されていた定番の「相続法」は出題されませんでした)
「本試験問題」の出題テーマは広範囲です。基本的な事項から応用事項まで、万遍なく出題されています。
『本テキスト』は、合格には絶対落とせない基本事項から実力・応用事項まで、過不足なく採り上げていますので、「箇条書き問題」「条文問題」はもちろんのこと、「事例問題」や「個数問題」に対しても十分に対応することができます。
民法を理解するうえで最も重要なのは、「民法の規定・条文はどういう趣旨・理由で定められたのか」という1点にあります。
テキストを読んでいて、「どうしてこういう原則があるのだろうか?」「なぜ第三者が保護されるのだろうか?」というような疑問が生じなければダメです。
「どうして?」「なぜ?」と疑問を感じながら勉強することが、民法の正しい勉強法、つまり「考える勉強」なのです。「覚える勉強」ではありません。
『本テキスト』は、民法の規定が定められた趣旨・理由をわかりやすく簡潔に解説していますので、初心者の方でも・苦手な人でも、合格に必要な考える力・論理的な思考力が自然と身についてきます。
過去、このテキストで勉強された多くの合格者から、「市販のテキストと全く異なり、最初読んでも分からない箇所が、こういう意味だったのかと、まさしく目からウロコが落ちるような、本当に理解しやすいテキストです」との感想が寄せられています。
『本テキスト』は、とにかく、わかりやすさを徹底的に追究していますので、その工夫に力を注いできました。たとえば、
1 意味、原則・例外、要件・効果などを明確に
2 青色のアンダーラインで趣旨・理由を簡潔に説明
「~なので」「~のため」とある記述は、規定・判例の趣旨・理由を簡潔に説明した重要な箇所です。市販テキストの多くは、残念ながらこの記述が不十分です。
3 ワンポイントの青字で要点を把握
4 赤字や「 」で、重要な用語・注意すべき記述を明示
5 「注意」「ステップアップ」「レベルアップ」など、項目の難易度に応じて明示
こうした工夫により、あなたも「手にとるように」民法を理解することができます。
民法の基礎が理解できるようになると、宅建業法(宅地建物取引業法)を理解することは、難しいことではありません。『本テキスト』を勉強した人は、すでに考える力がついているからです。
宅建業法の立法趣旨は「不動産取引に不慣れな一般購入者を保護する」の一点に尽きていますので、この点をしっかりおさえておけば、20問も出題される宅建業法ですが、それほど苦労しなくても合格点(17点以上)をとることができます。
民法を勉強してわかるのですが、宅建業法は、記憶中心の点がとりやすい「やさしい科目」なのです。
できるだけわかりやすく解説していますが、テーマの難しさから、わかりにくい記述があるかもしれません。そのため疑問が生じ、どう考えてもよく理解できない、そんなときは遠慮せずに、どんどんメールで質問してください。
疑問点をほったらかしにしないで、1つ1つ解決することが大切です。
購入時から1年間は、何回でも質問できますので、最後まで安心して学習できます。
サポートは無料です。
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『本テキスト』はPDFファイルで作成されています。
ファイルをそのままスクロールしながら読むことも、印刷して読むこともできます。
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